カメラの始め方①「失敗しないカメラの選び方」

どうも!トムジローです!!
今回からカメラ初心者向けにシリーズ記事を書いていこうと思います!!

第1弾はカメラの選び方!!
カメラを始めても
なんとなく安くて可愛いオリンパスのPENを買う
→数枚パシャパシャ撮る
→「スマホで良いや」ってなる
→半年後にはホコリまみれのカメラが!!
ってパターンがかなり多いんですよね!(僕の妹もこれです)

最近のカメラは安いと言っても数万円するものですし失敗したくないですよね!!
そんなわけで今回は僕の考える失敗しないカメラの選び方を紹介したいと思います!!

失敗する人の理由は明白

カメラを買って「失敗した!!」と思ってしまう人のほとんどは
「この機種を選んで失敗した」ではなく
「カメラを買ったことそのものが失敗」です。

まずはカメラの機種の選び方の前にそういった失敗をしないための解説をしていきます。

大半の人はスマホで満足できるはず

まず質問します。
「本当にカメラが必要ですか?」

最近のスマホのカメラは本当にキレイに撮れるし、軽いので持ち運びにも便利です。
いつでもどこでも持ち歩いていると思うので撮りたいときにすぐ撮れます。

それに比べてカメラはスマホと別に持ち運ぶ必要がありますし、小型の機種でもスマホよりは重たいです。

スマホはいろんな機能がついていて数万円ですがカメラはカメラとしての機能だけで数万円します。

実際にスマホの普及に合わせてカメラの販売台数はどんどん減っています。
ほとんどの人が満足できるくらいスマホの画質が良くなっているということですね!

ここまで読んでカメラが欲しいという気持ちが少しでも下がってしまっているのならカメラを買う必要がないかもしれません。

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背景をボカしたいだけならスマホで良いのでは?

これもありがちですが
ミラーレスカメラを買った!
→背景がボケる!!すごい
→スマホでもボケるじゃん
→半年後にはホコリまみれのカメラが!!

スマホのカメラの性能が上がっても電気屋さんの店員なんかは
「一眼レフだと背景をぼかした写真が撮れるんですよ!」
と声を揃えて言ってました(トムジロー調べ)

でも最近のスマホは人を認識したり、レンズを2つ使ってポートレートモードでの撮影ができるようになりました。
見る人が見ればボケ方の違いは分かりますがこれでまた大半の人がカメラを買わなくなったと思います。

良いカメラでも簡単にキレイな写真は撮れない

カメラを購入したいと思っている人に伝えておきたいのは良いカメラを使っても簡単にはキレイな写真は撮れないということです。
良いカメラだとしても闇雲にパシャパシャ撮っていてもスマホと似たような写真しか撮れません。

カメラを購入したいと思っている人はSNSなどでカメラで撮ったキレイな写真を見て
「自分もキレイな写真を撮ってみたい!」と思ったはずです。

でもその人たちはキレイな写真を撮るためにカメラを買った後にいろんな勉強をしているはずです。
オートモードではなくマニュアルでいろんな設定を変えながら撮影していますし、ライティングの勉強をしているかもしれません。

SNSをスクロールして一瞬で流れていく写真は実はものすごい時間がかけられています。


ちなみにこれは僕が撮った写真です。
ただパシャっと撮っただけのように見えますが逆光のためフラッシュでライティングして顔が暗くならないようにしています。

「なに」を「どう」撮りたいかを明確にする

カメラを買っただけで満足してしまう人は非常に多いです。

カメラを買う前に何をメインで撮りたいかを明確にしておくとそういった失敗もなくなります。
・可愛い女の子をポートレート撮影したい
・旅先でキレイな風景をダイナミックに撮りたい
・運動会で走る我が子を望遠で撮りたい
などなど。。

撮るジャンルをある程度決めておくと機種選びをする時にもサクサク進みます。

写真を撮ることを楽しむ

失敗しない心構えの最後は写真を撮ることを楽しめるかどうか?ってことだと思います。
例えば絶景の写真なんてネットで検索すればいくらでも出てきますし、可愛いモデルさんのキレイな写真だってSNSにいくらでもあります。

「キレイな写真を見たい!」のではなく「自分でキレイな写真を撮る!!」ということを楽しむ!!

それが一番の失敗しない方法だと思います。

もちろん僕もカメラを買って良かったと思っていますし、

「SNSにあるどんな写真よりもそのモデルをキレイに撮ってやんぜ!!」って思いながら撮影しています。

もちろんそのためには勉強する時間を惜しみませんよ!!

機種選びの仕方

ここまでくればもうどの機種を買っても失敗はしないです。
以上!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんちゃって!!!!(笑)

冗談は置いといて。

「カメラ欲しいんだけどオススメある?」という質問を受けることがありますが
そんな質問だと「知らんがな」としか答えようがありません。

カメラにも様々な機種があり、どの機種も一長一短です。
どんなに高級なカメラでも全てにおいて優れているカメラはありません。
自分が撮りたい写真を撮れるカメラを見つけるにはカメラのシステムをある程度知っておく必要があります。

一眼レフかミラーレスかを選ぶ

最初に決めないといけないのはカメラの根本的なシステムにかかわるところです。
今カメラを買うなら一眼レフかミラーレスの2択になります。
解説サイトなんかを見ると
「ミラーレスは今まであった反射板が入っていなくミラーアップをあqwせdrftgyふじこlp;」

そんなところまで知らなくても大丈夫です。

一眼レフとミラーレスのシステムで知っておくべきなのは
「写真を撮った後に見れるか撮る前に見れるか」だけです。

普段スマホで写真を撮ってる人は
「撮る前に結果が見れないなんて不便じゃね??」と思うかもしれません。

でもフィルム時代のカメラは撮ってから現像しないと写真が見れませんでしたよね?
それがデジタル一眼レフに進化したときに撮ってその場で写真を見れるようになりました。
これでも大きな進歩だと思います。撮ってすぐに写真を確認できるので撮り直しができます。

ただこの進化は「フィルム一眼レフ」の機能を残しつつ「デジタル化」を進めたため中途半端な進化になってしまいました。

そして2010年代に入ってからはミラーレスカメラが誕生し、撮る前に写真が見れるようになりました!

まとめるとこんな感じです。

フィルム一眼レフ デジタル一眼レフ ミラーレス
現像してから見れる 撮ったその場で見れる 撮る前に見れる

デジタル一眼レフの場合は撮影してから調整。
ミラーレスの場合は調整していい感じになってから撮影なので撮影時間を大幅に短縮できます。

ミラーレスは画質が悪い?デメリットは?

ミラーレスは一眼レフと比べてコンパクトなので画質が悪いと勘違いされがちです。
この違いによる画質の差は一切ありません!

ミラーレスカメラは一眼レフの高画質を保ちつつ小型化した次世代のカメラですが
新しいシステムのため、まだ発展途上のカメラとも言えます。
特に弱いと言われがちなのがオートフォーカスの性能です。
最新の機種であればかなり高速になっていますが型落ちの機種の場合少し遅く感じるかもしれません。

ガラケーとスマホのようなもの

ミラーレスと一眼レフはガラケーとスマホの違いに似ています。
iPhoneに例えると今のミラーレスはiPhone4Sくらいの性能ですかね!
まだガラケーの方が高機能ですが、スマホの未来の方が明るい的な!!

わざわざ慌ててガラケー(一眼レフ)から買い換える必要はないですが、新しく買うならスマホ(ミラーレス)という人も増えています。

ただし携帯と違ってカメラは簡単にシステムチェンジができません。
各メーカーの一眼レフ・ミラーレスごとにマウント(レンズを装着する規格)が違うので
本体を買い換えるとレンズも買い換えることになってしまいます。
変換アダプタを挟めば使える場合もありますが
レンズの性能を完全に発揮するには専用のレンズを使うことが望ましいです。

ポイント
・一眼レフは撮影結果が撮ってからしか分からない
・ミラーレスは発展途中のシステム

普段スマホでの撮影になれている現代人が
これからカメラを始めるなら間違いなくミラーレスカメラから選ぶべきです。

新しいレンズはミラーレスのものがメインで開発されるようになってきたので
今から一眼レフで始めてしまうと最新のレンズを使うことができず
あとからレンズをミラーレス用に移行しようとすると莫大な出費がかかってしまいます。

画質重視ならフルサイズ

ミラーレスカメラから始めるというところまではオススメできるのですが
ここからは用途や好みによっての選択になります。
この記事は「失敗しない選び方」なのでこれがオススメ!!という結論にはいかないのでご了承ください!!

次に検討するものがセンサーサイズになります。
これはカメラ本体にある光を写真に変換するデジタルカメラには欠かせない装置です。

センサーが大きいとキレイでよりボケの多い写真を撮ることができます。
しかしその反面カメラ本体とレンズの大きくなり、重量も増します。

一般的に売られているセンサーサイズは「マイクロフォーサーズ」「APS-C」「フルサイズ」の3つです。
▼センサーサイズの比較イメージ

センサーサイズが大きいと光をたくさん取り込むことができるので高画質になります。

▲例えばフルサイズカメラとAPS-Cカメラを2000万画素で撮影するとAPS-Cは写っているものを引き伸ばすことになります。
(APS-Cを基準に考えるとフルサイズは凝縮された2000万画素ということになりますね!)

またセンサーサイズが大きいと暗所での撮影時にもキレイな写真を撮ることができます。

じゃあフルサイズの方が絶対に良い!!と結論を急ぐと失敗します。
やはりセンサーサイズに比例する重量の違いを知っておくべきです。
他のサイトや本などではセンサーサイズが大きくなると
カメラの重量が重くなるという書かれ方をしていることが多いですが
圧倒的にレンズの重さが変わってきます。

SONY α7Ⅲ(フルサイズカメラ) パナソニック LUMIX DC-G9(マイクロフォーサーズカメラ)
幅x高さx奥行き(重さ) 126.9×95.6×73.7 mm(565 g) 136.9×97.3×91.6 mm(586 g)

▲この2機種で比較するとソニーのフルサイズカメラよりもパナソニックのマイクロフォーサーズのカメラの方が大きく重たいです。
このように機種によってカメラ本体の大きさは変わってくるのでセンサーサイズ=重いということではありません。
マイクロフォーサーズの軽量コンパクトのモデルであればまた結果は変わってきます。

 

しかしレンズは大きなセンサーにたくさんの光を届けるためにセンサーサイズに比例して大きくなります。

SONY  SEL2470GM(フルサイズ) パナソニック H-HSA12035(マイクロフォーサーズ)
最大径x長さ(重さ) 87.6x136mm(886g) 67.6×73.8mm(305g)

▲この2つはフルサイズ用とマイクロフォーサーズ用の同じスペックのレンズです。
フルサイズ用のレンズは900g近い大きく重いレンズですがマイクロフォーサーズ用のレンズは半分以下の重さしかありません。

もちろん多少軽量化されているレンズもありますが同じスペックで
フルサイズのレンズがマイクロフォーサーズよりも軽くなることは光学的にありえません。

フルサイズも最近はミラーレス化で小型化しているから気にならないというのは
カメラ本体の話で総重量は圧倒的にマイクロフォーサーズので間違えないでください!

マイクロフォーサーズ APS-C フルサイズ
レンズを含めて持ち運びにも最適 画質と携帯性のバランスが良い プロやハイアマチュアがよく使う。高画質

しっかり勉強して正しい買い物を!

この時代にわざわざカメラを買うってすごく素敵なことだと思います。
数万円も出して、風景や人物をキレイに記録したいって気持ちを無駄にしないためにも
しっかりカメラのことを勉強して失敗しない買い物をしてくださいな!!

トムジローでした!!

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