最近話題の格安SIM。分かりづらいという人が多いので格安SIM歴4年の僕が猿でもわかる格安SIM解説とキャリアごとに激選してあなたのSIMを選びます!
目次
そもそもSIMってなに?
いきなり「格安SIMの方が安いからオススメだよ!」なんて言われてもほとんどの人が意味が分からないと思います。
これって普段使っているスマホの通信システムを全く理解できていないまま契約しているってことなんですよね。
つまり「無知で搾取される側」になりかねない状態。
格安SIMでトラブルが多いというのも理解してないサービスに飛びついてしまうからです。
安心してください。これから日本一分かりやすい解説をします。
スマホと通信先を【島と大陸】に。電波を【橋】に。そして通信を人に例えると理解しやすいと思います。
大手キャリアの【docomo】【au】【SoftBank】はこの橋を建築しました。
しかし橋は管理する人が必要なので運営も行い、ここで交通料金を取ることにより運営費を稼いでいます。これが【通信料金】になります。
つまり橋を作った会社と運営する会社が同じということになります。普通に考えたらちょっとおかしいですよね。
そして島の大きさからして橋の数は3つ以上増やせません。(電波の帯域が足りない)
つまりこの3つの橋がなくなれば大陸に渡ることができなくなり情報にアクセスすることができなくなります。
なので橋を建設した会社が全てを握っており交通量もべらぼうに高いままとなっていました。
さらに利権団体と化している橋の建設会社は「うちの橋を使いたければ島もうちが指定したものを使え」と制限をかけていました。
これが問題になっていた【SIMロック】です。
そしてこの制限をかけるための通行証が【SIM】ということです。
橋(ドコモなどのキャリア)に契約するなら島(スマホや携帯電話)は指定されたものから選ぶというのが昔からのやり方で普通のことだと思っている人が多いです。
しかしこうやって【島】や【橋】に例えてみるとこれがいかに不自然なシステムかというのがわかると思います。
ちなみに日本以外の国では当然スマホ(島)とキャリア(橋)は好きに組み合わせることができます。
なんとなくSIMというものが分かったでしょうか?
簡単に説明するとこんな感じのシステムになっています。
格安SIMの誕生
当然こんなことが続くと情報にアクセスするための料金が高すぎて、いろんな消費のバランスが崩れてしまいます。
しかし新規で橋を作るスペース(帯域)がないため価格競争を引き起こすこともできません。
そこで国が行った手段が「橋の端のスペースを他の運営会社に貸し渡せ!」といったものでした。しかも安く。
こうすることにより橋を増やさずに運営会社を新規参入させ価格競争を起こすことに成功しました。
このスペースを通るための通行証が【格安SIM】となります。
どうですか?めちゃくちゃ分かりやすい解説ですよね。
ですよね?
格安SIMのメリット・デメリット
ではこの端のスペースを使うことによるメリットとデメリットを説明します。
まずメリットは【価格が安い】ということです。これがないと話になりませんから。
2つ目は【選択肢が多い】ということです。今まで運営していた3社から現在数十社まで増えました。さらに各社が様々なプランを展開しているので自分にあったサービスを選ぶことができます。
3つ目は【解約がしやすい】です。会社によりますが2年目の1ヵ月間以外は違約金が取られるなんてことはありません。
次にデメリット。【混雑時には速度が落ちる】というものが一番大きいと思います。先ほど説明したように橋の端のスペースを借りているものなのでたくさんの人が渡ろうとすると混雑しやすいです。
実際に使ってみると朝の8時半から9時くらいが少し遅いかなと感じます。
2つ目は【選択肢が多すぎる】ということです。メリットがデメリットになってしまっている部分もあります。
このデメリットに関しては安心してください。
「僕があなたの格安SIMを選びますから!」
その前に格安SIMのシステムをもう少し解説したいと思います。
格安SIMに使うスマホは?
「格安SIMを使うのはいいけどスマホはどうすべきか?」ということになります。
ここでの選択肢は「①新規でSIMフリー機を購入する」「②今使っている端末をそのまま使う」の2つになります。
①の場合はネットでSIMフリーiPhoneを購入するなり格安SIM会社で購入するなりすればそのまま使えます。
では②の場合はどうすればいいか?それはこれから選ぶ格安SIM会社によってやり方が変わってきます。ではまた【島】と【橋】の例えに戻りましょう。
今までドコモの橋を使っていた人の場合は島(スマホ)はドコモ印のものを使っていることになります。
つまりドコモの端のスペースで運営している会社を使えば通行証(SIMカード)を切り替えることによって同じ島(スマホ)をそのまま使うことができます。
もしauの端のスペースを使いたい場合はドコモから島を解放する必要があります。これが【SIMロック解除】というもので、ドコモと契約してからしばらく時間が経たないとできなかったりします。
この期間についてはキャリアや端末によって異なるので自分のものを調べてみてください。
格安SIMを始める場合は端末をどうするか?今使っている端末を使うならキャリアはどこかによって選べる会社が変わってきます。
そこでキャリアごとに最強の格安SIM会社を選びました。
現在使っている端末がドコモか新規で端末を購入する場合
一番最初にMVNO(格安SIM)を解放しただけあって会社の数も圧倒的です。つまり選択肢が多すぎるとも言えるし、実際に使い物にならないというサービスもあるようです。
逆に言うと参考になる情報も多いということで僕も使っている【LINEモバイル】をオススメします。
日本で一番使われているアプリであろう「LINE」が展開しているサービスです。
特徴としては「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」が通信し放題ということです。
一番使うアプリの通信がカウントされないというのはかなり大きなメリットですし、格安SIMで唯一ラインの「ID検索」ができます。(これ以外のSIMはすべて不可)
実際に僕も使っていて3GBのプランでも全く気にせず使えます。
速度なども高評価ですし初期設定もサポートのページを見れば誰でもできるくらい分かりやすく書かれています。
端末も同時に買うことができるので初心者にもオススメです。
契約後の初期設定は【トップページ】→【サポート】→【APN設定】
現在使っている端末がauの場合
2番目に参入したのauでバリエーションはそこそこです。ここでオススメは【mineo】です
この格安SIMは様々な賞を受賞しており
・顧客総合満足度 第1位
・iPhone利用者シェア 第1位
・モバイル通信サービス部門 第1位
・格安SIM最強ランキング 第1位
などがあります。
安心して使える格安SIMと言っていいでしょう。
契約後の初期設定は【トップページ】→【ユーザーサポート】→【初期設定と各種設定】→【初期設定】→【ネットワーク設定】
現在使っている端末がソフトバンクの場合
最後に参入したということもあり選択肢はほとんどありません。なので音声通話付きもなく値段も割高な「U-mobile S」をオススメするしかないのです。
他の会社では音声付きの料金でデータ通信しか行えません。はっきり言って格安SIMに変えるのならSIMロックを解除するか新規で端末を購入して別のサービスを使った方がいいと思います。
どうしてもsoftbankのiPhoneをSIMロック解除せずに使いたいというマニア向けのものになります。
注意して欲しいのがU-mobileはもともとdocomo回線のサービスを展開していて新しくsoftbankを始めたので「S」が付いているサービスを契約してください。
契約後の初期設定は【トップページ】→【U-mobile S】→【初期設定(APN設定)】
唯一LINEのID検索ができる最強の格安SIMなのでこちらがオススメです!!
「
よくある疑問・質問
ではあと一歩踏み出せない人によくある疑問や質問に答えたいと思います。
Q.かけ放題プランや、端末保証サービスはある?
あります。【LINEモバイル】は月額880円でかけ放題オプションを追加できますし【mineo】には30分か60分かけ放題プランがあります。
端末保証は【LINEモバイル】は端末を新規購入した場合のみ、【mineo】は持ち込み端末でも保証に入ることができます。
Q.初期設定めんどい?
めんどくないです。先ほど紹介した初期設定のページを見れば誰でも分かります。
正直言ってこれで分からないなら手を出さない方がいいです。。
Q.速度制限かかっちゃわない?
僕の場合、家と会社がWiFiがある状態で週5勤務。電車は片道1時間ですが3GBで制限がかかったことはありません。
動画を見なければ普通の人は超えないでしょう。
Q.混雑するとどんな感じ?
正直結構遅くなります。僕の場合時間と電車移動の場所が一致したタイミングのみなので5分くらい待てば元に戻ります。
Q.どれくらい安くなった?
以前はsoftbankでiPhoneを使っていましたが月々の支払いは5,000円以上安くなりました。
Q.あと1年で支払い終わるからそれまで待った方がいい?
違約金と1ヵ月に浮く料金を比較してみましょう。(5000円×12ヵ月=???円)
Q.変えた方がいい?
超ヘビーユーザーでもない限りオススメです!
周りに格安SIMが変えた人が何人かいますがみんな満足していてやたらと「変えた方がいい」と勧めてきます。(昔から使っとるわい!)
もちろん「変えない方が満足していた」と言う人もいるとは思います。
しかし大半の人はコスパという意味でも満足できると思いますし、「年収1000万円」の人と「年収300万円」の人が同じサービスを使わないといけなかった時代の異常さに気づけたという意味でも格安SIMの登場は素晴らしい流れだと思います。
あまり使わないので料金を抑えたいという人はぜひ。
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