4月に観た映画の感想まとめ(ネタバレあり)

4月に観た映画で感想を書くのが間に合わなかったものをまとめます!!

ハードコア

鑑賞日 4月4日
監督 イリヤ・ナイシュラー
キャスト シャルト・コプリー ヘイリー・ベネット ダニーラ・コズロフスキー

85点

全編FPSで撮られた映画として話題になっていたし、僕もコールオブデューティーやらバトルフィールドをちょこちょこやっているのもあってめっちゃ楽しみにしてたんだけど、
最高だった。。。

まず設定がFPSゲームにありそう!!ってところが良かった。
気づいたら謎の施設にいて体が改造されていて目の前に美女がいて。ってどこかで観たような感じの話だけどそれを映画でFPSでってのですごく新鮮な感じで楽しめましたね。
敵が超能力者ってのもツボだったし、ヒロイン役のヘイリー・ベネットのエロ美しさに見とれてしまいましたよ。

主人公は喋らないかわりに手の動きや顔(カメラ)の動きでコミニュケーションを取るのも可愛くて良かった。
パルクールを使ったアクションはド迫力で特にカーチェイスをしながら車を飛び移ってバイクに乗るシーンはぶち上がったし劇場で思わず声を出してしまったくらい!
でも隠密行動をするシーンもあったりして緩急を使い分けた演出もうまいなと思ったり。

音楽の使い方も楽しくて荒野の七人のテーマが流れたところは爆笑したし(マグニフィセントセブンにヘイリー・ベネット出てたし)クライマックスの「Don’t Stop Me Now」がかかったところも素敵。
とにかく観ていて楽しい映画だったのは間違いないんだけどやっぱりカメラの揺れが厳しいと思ったところもあったりしました。
けど劇場で観て良かったなと思えたし、ただのアイディア1発で終わりにしなかった監督は素晴らしいと思いました。

ムーンライト

鑑賞日 4月9日
監督 バリー・ジェンキンス
キャスト トレバンテ・ローズ アンドレ・ホランド

80点

アカデミー賞で作品賞を獲った作品で、ブラピが製作って聞くと「それでも夜は明ける」を連想するし、こちらも黒人の話ということで去年の「白人しかいないアカデミー賞」に一石を投じたのかななんて思いながら観てきました。
3部構成になっていて、1部は小学生くらいの時。2部は高校生くらい。3部は大人になったあとの話なんだけど、どんどん闇の世界に落ちてしまう主人公が最後に自分の本当の姿を見てくれる相手に気づいて終わるラストにはグッときました。
内容は全く知らずに見たのでグイグイストーリーに引き込まれましたね。あんな可愛い男の子が最後には麻薬の売人にならざるを得ない世界は実際に存在してしまうわけでやっぱりよくないなと。
それこそ最近だから「LGBT」に理解がある人が増えてきてはいるけど、それでもあーやっていじめられたりするのは今でも変わってないと思うし。
アカデミー賞は歴史に残すべき作品に与える賞ということで、この作品で正解だと思うし、毎回このような作品に携わっているブラピの志にも感動しました。

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暗黒女子

鑑賞日 4月9日
監督 暗黒女子
キャスト 清水富美加 飯豊まりえ 清野菜名 玉城ティナ 小島梨里杏 平祐奈 千葉雄大

20点

出家騒動でおなじみとなった清水富美加さんが主演の映画で友人に勧めらて見たんだけど
マジでつまらなかった。
こんな感じの雰囲気の映画って定期的に公開されてるけど需要ってあるのかしら。去年は「少女」がそれだったと思うけど、見ているだけで「年配と男が嫌いな女の人が作った話」ってのが滲み出てて超不快だったけど、友人に「ひとつの出来事をいろんな方向から語る話」って教えられて「めっちゃ好きなやつ!」って思ったのに「めっちゃ嫌いなやつ!」でした。
こんな映画に出たから出家したんじゃないかな!
4人が語った内容が全部自分を擁護するための嘘でした!ってのはギリOKだとしても(話としては面白くもない)、そのあと「実は生きてました」ってどう考えても無理あるだろ。。。
仲のいい人が机に花を置いたら死んだことになるってアホか。
平祐奈さんが隠れてやっていたアルバイトの音が異様に生々しくて近くで見ていた小学生くらいの女の子がめっちゃ気まずい感じになってたよ。。。
中途半端な性描写のなんとも言えない微妙な感じとかもすげー苦手でした。

ゴースト・イン・ザ・シェル【吹き替え版】

鑑賞日 4月9日
監督 ルパート・サンダース
キャスト スカーレット・ヨハンソン ピルウ・アスベック ビートたけし 桃井かおり

30点

原作アニメは未見で挑みましたが、
鑑賞中ずっと睡魔に襲われました。

ぶっちゃけ内容はほとんど頭に入ってこなかったし思い出すと
吹き替え版で見るとビートたけしの声が一番聞き取りずらかった
ってことくらい。。
まじで何言ってんのかわからなかったです。
あと街中にある3Dホログラムの広告みたいなのがたくさん出てくるんですが何を宣伝しているのか意味不明で「こーゆう感じの演出良くね!?」ってところで終わってる感じ。
続編があったとしても見ないかなー。

グレートウォール

鑑賞日 4月21日
監督 チャン・イーモウ
キャスト マット・デイモン ジン・ティエン ペドロ・パスカル

65点

万里の長城を題材にした話ということで面白そう!と思って見たんだけど、
なんで後半そんな展開なんだあぁーー!
って思いました。
前半の壁での戦いはマット・デイモンとペドロ・パスカルのバディものとして最高に楽しめたし、女性騎士たちがロープをつけて敵に飛び込むのは立体機動装置みたいでワクワクしたし、建造物に別の建設理由をつけて膨らませた話というのも好みでした。
Horizon Zero Dawnをプレイ後ということもあってスライディングしながら弓を放つシーンもグッときました。
そんな最高な前半だったのに後半になると万里の長城から離れてしまうし、何よりあんなにかっこよかったペドロ・パスカルがあっさり戦線から離脱するというクソ展開。しかもその流れも超微妙だし
中国資本のせいかな?なんて思ったり。
なのに戦いが終わった後にマット・デイモンとペドロ・パスカルのいちゃいちゃを見せられるものだから非常に微妙な気持ちになりました。

バーニング・オーシャン

鑑賞日 4月22日
監督 ピーター・バーグ
キャスト マーク・ウォールバーグ カート・ラッセル ジョン・マルコビッチ ジーナ・ロドリゲス ディラン・オブライエン ケイト・ハドソン

80点

ピーター・バーグとマーク・ウォールバーグのコンビの「ローン・サバイバー」が最高だったし、実際に起きた事故が題材だけど僕は全く知らない話だったし、「これは観なければ!」と期待値大で劇場に向かいました。
なんでもかんでも予算カットはダメ!絶対!
と思いましたね。
カート・ラッセルがしつこく「テストは済んだのか!?」と問い続けるのに対して上司のジョン・マルコビッチが「予算があぁーー!」と聞く耳を持たなかったり安全だと過信しているのはどこの現場にもありそうで、この事故って日本で起きても全然不思議じゃないじゃん。なんて思ったりしてすげー怖かったです。
事故が発生してからも徐々にその規模が大きくなっていくのもやっぱり怖かったし、もうどうにもならないくらい被害がでかくなったあとでも権利があるかないかの話になったりしてしまうのもどーなんだろうと思ったり。
ローン・サバイバーでもあった高いところからの飛び込みもあったのはなんて素敵なファンサービス!!
無事に帰還したあとに、別の家族の人に問い詰められるシーンがあったりしたのはすげー誠実な演出だなと思いました。

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