鑑賞日 4月1日
監督 クリス・マッケイ
出演者 吹き替え版 山寺宏一 子安武人 小島よしお 沢城みゆき オカリナ ゆいP
90点
期待値は半端なかった
前作の「LEGO ムービー」があまりにも最高すぎてめっちゃ期待してたわけだけど、前作の監督だったフィルロードとクリストファーミラーは製作総指揮に回っていて、そうなってくると「くもりときどきミートボール2」のがっかり感が頭をよぎったわけですよ。
でも今作はLEGO ムービーに出ていた最高なバットマンのキャラクターを使っての続編だし、絶対面白いだろ!!と期待値は最大にして劇場に向かいました。
結論からいうと
最近のバットマンの中で最高なバットマン映画じゃねーか!!!
DCエクステンデッドユニバースというがっかりシリーズ
最近のバットマンといえばやっぱり「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」だけどこれが本当に残念な出来で、その後のシリーズにも全く興味を持てなくなったくらい。
でもその直後に公開された「スーサイドスクワッド」は「こっちは絶対に面白い!」なんて期待していたのに、見終わったあと空を見上げたのはいい思い出。
どちらもバットマンが登場するわけだけど全くかっこいいと思えないバットマンだったわけ。単純にキャラクターとしてすげー微妙。
それに対して今作はバットマンのキャラクターを別視点からコミカルに描いた素晴らしい映画になっていたよ!!
孤独な男の話
市民からはスーパーヒーローとして慕われているけど家に帰ったら「一人暮らし長い芸人」みたいな生活をしているバットマンに爆笑。
電子レンジのタイマーを間違えて設定したのに1人でツッコミをしているとことか最高。一人暮らししてた時あんな感じのことよくやってたし。
そんな感じでコミカルに今作のテーマを浮かび上がらせる流れはうまいなーと思いましたね。
何よりバットマンをこういった視点で語ろうと思いついた時点でこの映画大成功だなと。もちろん「LEGO ムービー」のキャラクターありきだったと思うけど。
さらにすごいのが宿敵の「ジョーカー」をもうひとりの孤独な男にしたこと。本当にこの映画を作った人たち
天才かよ!!!
映画ファンに向けた小ネタの数々
メインストーリーも素晴らしかったわけだけど小ネタも超充実。これはレゴシリーズでしかできないからか作り手が楽しんでやってる感が伝わってきて最高でしたよ。
「悪もの同士が手を組むなんて」というセリフは完全にスーサイドスクワッドへのセリフだし、そんなことを言っときながら終盤ではこいつらとバットマンファミリーが手を組む展開になるから驚き!
最高すぎるだろ。。
他の映画から登場する敵を見ているだけでもワクワクするしこれもレゴムービーならではの展開。前作でガンダルフとダンブルドア似すぎだろ。なんてネタを入れていたのに対して今作はその2作の敵が出てくるし、キングコング最新作が公開するタイミングでまんまキングコングでてくるし。もう一回言うけど
最高すぎるだろ。。
吹き替え版について
そんな感じで大絶賛なわけだけど、さすがに吹き替え版はちょっと引っかかってしまったよ。
特に小島よしおさんのギャグがへんなタイミングで挿入されたのはかなりノイズだったなー。
これは前作の予告がひどかったのもあるわけで、キャスティングをしている人よりむしろ吹き替えの演出をしている人に問題があるんじゃないんでしょうかね!(小島さんの声自体は悪くなかったよ!)
もちろん山寺宏一さんのバットマンが最高だったのは言うまでもない。
それと僕が見た回で女の子グループが見に来てて「何でだ?」と思ってたらエンディングがジャニーズだったというね。
作品の雰囲気ぶっ壊れたじゃねーか!!!!
本当にこの日本語版エンディングっていつまでやるんだよ!そもそも吹き替えに出てるなら分かるけどエンディング曲を歌ってるからって劇場に行くファンは何なんだよ!
CDで聴くのと同じものだから!!!
確かに劇場に少しでも足を運んで欲しいのは分かるんだけど、これは作品に対する冒涜としか思えないなー。
作品自体は最高だけど日本語版が残念だったということもあり90点といった感じ。
もちろん吹き替え版のいいところもたくさんあったけどね!!!
バットマンのゲームのPS4リマスター。ストーリーの評判がめっちゃ高い!
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