PS4のVer.4.50から外付けHDDやSSDからソフトを起動できるようになったので2台のHDDをRAID0でストライピングして速度が速くなるか試してみました。
SSDは予算オーバー
すでにPS4ちゃんねる Proさんの記事で内臓HDDとの比較が出ており僕も外付けSSDを買ってみようと思ったのですが…
「うわっ…SSDの値段、高すぎ…?」
検証に使われていたSSDを調べてみましたが275GBが1万円。525GBが1万7000円くらい。それ以上になるとPS4本体と同じくらいの値段になってしまう。
これだとせっかく外付けで買ってもあまり容量は増やせない。確かに速くはなるけどダウンロード版を保存しておきたい僕の使い方だとあっという間にいっぱいになりそう。(内臓はすでにパンパン)
でも外付けHDDだと容量は大きいけど速度はSSDほどじゃない。ということでRAID0を試してみることにしました。
RAID0とは
RAID0は2つのHDD(SSD)に交互に書き込みと読み込みを行い速度をアップさせるシステムです。
ランダムアクセスでは速度は変わらずゲームの読み込み速度ではあまり効果がないとも言われています。
ただ調べても試した記事が出てこなかったので試してみました。
玄人志向 HDDケース GW3.5AX2-SU3/REV2.0
買ったのはこのケース。USB3.0で値段が安く評価もそこそこだったのでこれにしました。
この中にHDDを入れることになります。
Seagate 内蔵ハードディスク 2TB
HDDは2つ購入することになります。
容量は3TBと迷いましたがなるべく安くということで2TBにしました。
これで合計約1万7000円でSSDの525GBと同じくらいで容量は4TBになります。あとは速度がどれくらい出るのか。
組み立て
PS4のコントローラーと比較するとこれくらいの大きさ。思っていたより小さかった。
ドライバーでネジを外しなかのスロットにHDDを2台差します。
この時にRAIDの設定をしておきます。
左が上、右が下がRAID0の設定です。この状態で電源を入れ緑のボタンを5秒間長押しするとLEDが点滅し止まると設定完了です。
組み立て完了後
組み立てが終わったのでPCで速度を調べてみました。
通常のHDDは100MくらいなのでしっかりRAID0でストライピングできているのがわかります。
PS4で認識させるためにこの時EXFATにフォーマットしました。
PS4につないだときになぜか拡張ストレージとしてフォーマットできなかったのですが一度再起動してケーブルもつなぎ直したら成功しました。
速度対決
いよいよ速度比較です。使ったPS4は初期型のものになります。
試したのはFF15とFallout4でSSDは持っていなかったのでPS4ちゃんねる Proさんの記事を参考にさせていただきました。(外付けHDDも)
FF15のタイトルからプレイアブルの時間
外付けHDD 1分8秒
外付けSSD 35秒
RAID0HDD 1分6秒
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変わらねえぇぇーーーーー!!!!
ここまでの苦労はなんだったんだ。
これなら普通の外付けHDD買った方が三千円くらいやすいし。
一応Fallout4でも試してみました。
タイトルからプレイアブルの時間
外付けHDD 1分6秒
外付けSSD 49秒
RAID0HDD 49秒
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キタァアアアーーーーー!!!!
SSDと同じ速度!!これが望んでいた結果だ!!
環境が違うので内臓HDDの速度をPS4ちゃんねる Proさんと比べると同じくらいだったのでこの結果は参考になると思います。
結論
ソフトによってはSSDと同じくらいの速度が出るがサンプルが少ないのでどれくらい早いのかまだわかりづらい
SSDにしても数秒しか変わらないなんてこともよくあるらしいのでそもそもSSDにするのはコスパ的にイマイチ?
「RAID0はHDDより早くてSSDより安くてオススメ!」とは言えない結果ですが速くなるソフトもあるので購入の候補に入れるのはありだと思います。
大容量なのでゲームで使わなくなってもパソコンで使うこともできますし。
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