鑑賞日 3月11日
監督 河合勇人(俺物語!! 鈴木先生など)
出演者 広瀬すず 中条あやみ 山崎紘菜 富田望生 福原遥
15点
映画を観る前に衝撃を受けた
この映画の宣伝画像の広瀬すずの胸の大きさに驚きました∑( ̄Д ̄;)
大きいのは分かっていたけど、ここまでとは!!
真剣佑も出てるし去年公開の「ちはやふる」が最高だったので「これは確認せねば!」と思って観に行きました。
公開初日ということもあって劇場は満席でした。
始まってすぐに嫌な予感
始まってすぐのテロップが出てくる演出がクソださくて嫌な予感がしました。
ナンバープレートが地獄になっていてテロップが出るとか先生が怒ると雷が落ちるとか見ていて悲しくなったしギャグ演出も満席なのに笑い声が聞こえてこないくらいつまらなくて辛かったです。
真面目な話をしているときにも、このつまらないギャグやツッコミみたいなのがあってかなりノイズでした。ストレートに面白くないです。
安易なキャラ設定
チア部の顧問(天海祐希)の地獄先生とかいうキャラクターは最悪でした。
技術的な指導は一切なしでクソの役にも立ってないのに厳しく偉そうなことを言っていてイライラしました。(特に前半は本当に何もしていない)
しかもアルバイトをしている生徒を見つけると「あなたそれでも親なの!?」とかいう始末。
僕の友達が片親だから高校入ったら部活をやめてバイトしないといけないと言っていた思い出してカチンときたし、確かに良い母親には見えなかったけど子供にバイトさせてるくらいでそのセリフはないだろ。
イケメン(真剣佑)も1年生で10番をもらっていて、とんでもないエースかと思いきやPKを外しただけで「もうやめる(:_;)」とか言っちゃうハイパー豆腐メンタル!
1年生でPKを蹴られるくらい上手いならそんな状況なんて何度も乗り越えていると思うんですが。
彩乃(中条あやみ)がひかり(広瀬すず)の家で母親もチアをやっていたことを知るシーンを見せられてもこっちはチアを始めた理由が「イケメンを応援したいから」ということを知っているので「なんだこれヾ(- -;)」という感じ。
というかそもそも他の部員が何でチア部に入ったのかよく分からなかったし。アイドル好きだからとかヒップホップが好きだからって理由でチア部に入るんですかねー?
残念な演出
辞めるなら1曲踊りきってから辞めようといったシーンも実際に踊ってるところを見せてくれないので1mmも感動できなかったし、ご飯を食べているシーンで急にみんながミュージカルのように足踏みしたり全くノレなかったです。(しかも中途半端に終わる)
アメリカに行った後も決勝戦直前という超大事な場面であなたなら優勝できるとセンターを変える顧問(チアに関しては素人)には大爆笑(゚∀゚ )ノ
ひかりが「先生のこと軽蔑します」というセリフには \オレモー!/ と思ったしその後に先生のエピソードが明かされて「あなたたちに頂上からの景色を見せてあげたいの」という言葉のきっかけは「テレビのニュースを見て感動したから( ̄∇ ̄*)」って何それ?
最後のダンスも日本でふざけてるやつらが出てくるせいで全く集中できなくて超がっかり。ちょっと良いかもと思っていた告白し続ける男もここで大嫌いになりました。
ダンスシーンも見せ方に工夫がなくて誰がどこで踊ってるのか分かりづらかったです。
挙げ句の果てに結果発表を廊下で聞いて廊下で喜ぶって会場で見ていた人たちは確実に微妙な気持ちになっただろうなと。
元の話が好きではなかった
この映画は福井商業高校がモデルになっていて実際に先生がいろいろやってチア部が優勝したらしいんですが、自分がやりたいことのためにバトン部をチアリーディング部に無理やり変えるというやり方が大嫌い。
他のスポーツを応援したくてその部に入った人たちは絶対にいたと思うしチアリーディングがやりたいなら0から作れよと。
この話自体納得がいかないのにそこに地獄先生というキャラにしたり、元々部にいた人たちをヤンキーみたいな人にしたり(その割に1年間在籍しててWhy!(*゚∀゚))で映画の方は余計にノレない話でした。
広瀬すず力
それでも広瀬すずの演技と胸は素晴らしかったです。怪我をして踊れないのに仲間を勇気付けて送り出した後の表情一発で号泣してしまいました。
映画自体に不満がある人もこのシーンだけは評価するんじゃないでしょうか。というかこのシーン含めて広瀬すずじゃなかったら映画として成立してなかったんじゃないでしょうかね。
衝撃を受けた胸の衣装は思っていたより出てこなかったけど最高でした(>▽<)b。
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