天才スナイパーの復讐劇「ザ・シューター(Netflix)」の感想(ネタバレ)

鑑賞日 1月後半
製作総指揮 マーク・ウォールバーグ
出演者 ライアン・フィリップ

70点

 

人気小説のドラマ化

原作はスティーヴン・ハンターの「極大射程」
2006年にアントワーン・フークアによりマーク・ウォールバーグ主演で映画化もされています。この時のタイトルが「ザ・シューター/極大射程」なのですが、Netflixのドラマ版の表記で、ロゴは「ザ・シューター」だけなのに対して本編の字幕では極大射程がついていたりと統一されていません。これは後述する「Netflix字幕問題」の一つなのかもしれません。
Netflixオリジナルと表記されていますがUSAネットワークで放送されたものをNetflixが独占配信したようです。

 

映画版との違い

天才スナイパーだった退役軍人が政府にはめられて復習するという展開は同じですが、一番大きな違いはドラマ版では家族がいるということでしょうか。
なので映画版から入った人は「もしボブリー・スワガー(ライアン・フィリップ)に家族がいたら」のパラレル設定として見ると面白いかもしれません。
ちなみに原作小説では離婚しているそうです。
戦う相手が映画版だと正規の軍人たちですが、ドラマ版では非正規に変更されています。これは正義を信じている人を主人公が殺しまくる展開を避けるためだと思います。(映画版だと容赦ないのでちょっと引きました(^▽^;))

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好みな話で楽しめました

主人公のスワガーは頭がキレるし格闘能力も高くてジェイソンボーンのような大好物な設定でした。
見ていても全く負ける気がしなかったですね。
途中で曹長に教わってさらなる力を得たり、FBIの初めはバカにしていたが信じる上司も好みでした。
9話の最後のロシア大使館の見せ方はめちゃくちゃカッコよくてアガりました。

 

なんとも言えないキャラクター

スワガーをはめたアイザック・ジョンソンが何をしたかったのかいまいち分からなかったです。
国に忠誠を誓ったからといったからといって、昔の部下の母親を殺したりスワガーを殺そうとしたり、いくら何でもやりすぎだし真相を知ったら手のひら返してやめたいとか自分勝手すぎな気が。
終始見ていてイライラしました。
スワガーに「俺ツエー!」アピールがしたくてたまらないエブリデイな敵スナイパーもいまいちでした。人質とって狙撃しようとしたりどうなったらお前の勝ちなんだよ( ̄ω ̄;)
倒し方はざまぁ!(≧∇≦)b って感じで良かったですけどね!

 

字幕問題

トラベラーズの時も書きましたがNetflixは日本語訳が安定してない印象です。
今作の翻訳をどこでやったのか分かりませんが意味がよく分からなくなったり早すぎて読めないなどあったので途中から吹き替えに切り替えて見ました。
これは作品とは直接関係ないので今度詳しく書こうと思っています。

 

まだ終わりじゃない

シーズン2の制作も発表されていて次の話も楽しみです。
ブラックキングの残りや因縁のT・ソロトフとの対決などがありそうですね!
楽しみです。