よくこんな映画を作ったなと驚くばかり!
鑑賞日 1月12日
監督・脚本 ダンテ・ラム
出演者 キャンディ・リョン アルバート・リー スン・チエン
75点
ロードレースの知識がなくても平気!
愛聴しているラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(タマフル)にて取り上げられたので観てきました。
僕は映画を観るとき なるべく事前に情報を入れないのが好きなので今作も予告編も観ないで行ってきました。
ロードレースに関しては「茄子 アンダルシアの夏」と「茄子 スーツケースの渡り鳥」を観ていたので
・チームで戦う
・アシストとエースがいる
くらいの知識しかなかったのですが
レースが始まる前に実況でルールの説明や見どころなどをキッチリ解説してくれるので混乱することなく観れました。
細かいところですが気が利いているなと思います。
昭和感ビンビンの演出
映画が始まっていきなり 昭和な青春スポ根モノな感じのBGMが流れてびっくりしましたw
ちょこちょこ挟んでくる三角関係のラブコメ要素とかもTHE昭和な演出で好き嫌いが分かれるところだと思いますけど僕は割と楽しめました。
ライバルのデートを追いかけてたら居眠りして起こされるみたいなの久々な気がしました。
レースシーンの迫力は実写ならでは!
ただ今作の見所は やっぱりレースシーンでこれは本当に圧倒される映像でした。
合成で ごまかしてるところも少しあるのかもしれないですが役者の筋肉や演技力などもあり ものすごい迫力のレースシーンになっていてロードレースという競技を映画に落とし込むのに相当気を遣ったのが伝わってきました。
普段映画でアクションカムの画が入ると画質の違いに冷めてしまうことが多いのですが今作は荒々しさの表現としてむしろプラスに働いていたと思います。
レースもただ頑張ったから勝ったではなく ちゃんと勝つためにロジックがあるのも良かったです。
作戦会議のシーンで 相手の出方を読んだりするのもワクワクしました。
あの子の出番はこれだけ!?
ちょっと個人的にマイナスだったのはアクシデントなどで転ぶ→起き上がって勝つ流れが何回かあるのでマンネリ感がありました。
(そもそもロードレースは転んでも1位を狙えるものなのでしょうか?)
一番残念だったのは 最初のチームにいたメンテナンス担当の子が あまり活躍しなかったところですかね。
(単純に僕の好みのタイプだった!!)
とはいっても大きな挫折をしても そこからまた次の道を進む強い女性とか本当にかっこ良かったし
ウサギとカメの話を最後まで引っ張ってウサギがカメをアシストしたシーンは最高でした。
自転車好きな人や茄子シリーズが好きな人も楽しめると思います。
オススメです。
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