オススメ!「ドント・ブリーズ」の感想

盲目おじさんめっちゃ怖い!

鑑賞日 1月9日

監督 フェデ・アルバレス
脚本 フェデ・アルバレス ロド・サヤゲス
出演者 ジェーン・レヴィ ステファン・ラング

 

90点

 

鑑賞前の出来事

予告編を観た時に絶対面白い!と確信していたのですが、なんやかんやで公開から1ヵ月近く経ってからの鑑賞になりました。
池袋のHUMAXに夕方の回だったのですが、かなり混んでました。
作品とは関係ないですけど この映画館エレベーターでしか入れず大行列ができるんですよね。
で、満員でエレベーターに乗ったら何故か途中の階で重量オーバーになり周りの人は状況を把握しているのに一歩も動かず。
僕の脳内でミスターチルドレンの「HERO」が流れ出し「でもヒーローになりたい!」と途中の階で降りて次のエレベーターを待ったのですが当然来るたびに満員なんですよね。
結局5分くらい無駄に待ちましたよ。。

そんなこんなで到着したら映画が始まる直前でした。
エレベーターの問題もあってか映画が始まってから入って来る客の人数が今まで経験したことないくらい多くてビックリ!

 

画作りが素晴らしい

まず撮影がすごくうまいなと思いました。
1カット目のドローン撮影でヤバいことが起きる予感がすごく感じたし
家に入ってからの長回しもこれから起こる怖いことを予感させる演出としてゾワゾワしました。

 

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人生は選択の連続

それと何度かあった、ここでやめれば何も手に入らないけど助かるやるかやらないかの選択で「ロッキーは常にやる方を選択する」=「死を覚悟してでも今の生活から抜け出したい」という表現も良かったと思います。
もし僕ならそこまでは頑張れても車でのVSわんちゃんは選択できなかっただろうし。。。

 

盛りだくさんな楽しい展開

ステファン・ラング演じる盲目おじさんが力を見せつけてからは最高の一言。
地下室で明かりを消して唯一にして絶対の弱点である盲目と同じ状況に追い込む頭の良さも素敵でしたね。
そこまででも十分楽しめてお腹いっぱいなのにロッキーが一度 家から脱出して「ざまぁ!(`O´)/」と挑発した直後の展開とか楽しくて楽しくて。
全てが終わった後のニュース映像も呪いみたいな感じで後味最悪で最高でした。

 

どちらにも正義はなかった

ただ どっちもやってることが最低でどちらにも感情移入できなかったのがちょっと不満でした。
ロッキーも今の生活から抜け出したいからって仲間殺されたのに金ばっかり追いかけてるし。
おじさんはあの容器に入れてる液体とか最悪だし。

 

けどそんなこと気にならないくらい楽しい映画なので是非とも劇場で観てください。